MICで働く人々

代表取締役/神崎淳志(Atsushi Kanzaki)

株式会社MIC代表の神崎淳志

デザイナー・パタンナー、技術者、営業、そして社長の私、全てのスタッフがひとつの部屋で仕事をすることで、コミュニケーションも取りやすくなります

1939年の創業から培った技術が、最大の財産

MICを設立したのは2006年。その前身となる会社が創業したのが1939年ですから、日本の下着メーカーでも、かなり長い歴史をもつ会社となりました。その83年の間に培った技術が、弊社の最大の財産。それを今に繋ぎ、お客様が必要とする商品に活かすことが、弊社の使命だと思っています。

これまでは、通販会社様をメインに、裏方として商品づくりをする事業を柱にしていましたが、これからは「お客様の声を直接お聞きしたい」「お客様の要望に応える商品に、我々の技術を活かしたい」「我々が作ったものを、お客様に直接届けたい」、そう思って、今ご覧いただいているサイトをスタートしました。

モールドカップを製造する機械

モールドカップを製造する機械。この金型も自社で制作できます。

開発チームもサンプル縫製も営業も、全て本社に一括

下着づくりは使う材料や縫製工程が多く、コミュニケーションの積み重ねが大切だと常々思います。弊社には、デザイナー・パタンナーが7名、裁断、染色、サンプル縫製の担当がそれぞれ1名、さらにブラカップの金型など機械設備設計をする技術者が1名、営業が3名います。その全員が神奈川県厚木市にある本社に席を置き、常に意見交換をしながら、納得のいく商品づくりに取り組んでいます。

今では、外注せずにこうしてデザインからサンプル制作までできる設備と人材を自社で揃える下着メーカーが少なくなってしまいました。このコミュニケーションと技術の積み重ねを大切にしたこだわりのモノづくりが弊社の強みであると自負しています。

裁断作業の様子

裁断作業。下着に使われる薄くて伸縮性のある素材は、裁断にも独自の技術を必要とします

プロの技術者集団だからできる事

2010年に製品化したカラダに合わせた三次元設計でノンワイヤーでもバストメイクできる「3D-BRA®」をはじめ、弊社が今までに取得してきた特許は72件、実用新案は14件に及びます。キャリア15年以上の技術者も多く、今日もその技術をさらに磨いています。私は、そんな彼ら彼女らをプロの技術者集団だと誇りに思っています。

その技術を活かして、ニッチですぐに芽は出ないかもしれないけれどお客様が確かに求めている商品をつくり、新しいことにも挑戦していきたい。 それは、効率や採算を考えると厳しく、大手企業には難しいことでしょう。だからこそ、我々が手掛ける意味、挑戦する意味があるのだと思っています。

縫製作業の様子

ガードルを縫製中。弊社では、一人の職人がブラジャー、ショーツ、ガードル、全てのアイテムのサンプル縫製を行います

技術を次の世代へと継承し、未来に繋がるものづくりを

最近、よく考えるようになったのは、この技術を次の世代へと継承することです。このところ消費に対する考え方が変わってきたせいか、若い人達の中にも縫製に興味を持つ人が増え、嬉しいことに弊社にも学生さんが見学に来てくださいます。これもサステナブルなものづくりやSDGsの浸透が影響しているのかもしれません。大量に作って大量に消費し、余ったものは破棄するのではなく、ひとつひとつを丁寧につくり、不具合があったら修理して、また大切に使う……そう考える若い人達が増えていて、とても頼もしいと思います。

MIC出荷担当者たち

倉庫からの出荷は、営業を中心に男性社員が中心となって行います。もちろん私も!

サステナブルなモノづくりを目指してホールガーメントの機械を設置

技術を継承する一方で、新たな取り組みにも力を入れています。その一つとして、ホールガーメント(無縫製)編機を社内に設置し、縫い目が出来ない様立体に編立てる製品や縫い目のないインナー、残布や残糸が極力出ないサステナブルなものづくりができる商品開発を進めています。そして、今は海外での生産がメインですが、日本でも企画から生産まで一貫してできる仕組みを確立したいです。

今後も、未来に繋がるものづくり、日本の下着メーカーである弊社だからできるものづくりを目指したいと思います。

ホールガーメントの機械

新たに設置した、ホールガーメントの機械。高機能の機械ですが、扱うためには、特別な技術を要します

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